真田太平記
- 2011/06/26
- 19:52

昨日、BOOKOFFに寄って買ってしまった。長編、全部そろっていたので思わず買ってしまいました。『真田太平記』は、池波正太郎作の歴史小説です。甲州・信州などに覇を唱えた武田氏傘下の豪族だった真田昌幸。武田家が滅び、真田家は信州の小大名としての道を歩みはじめる。天下統一目前と思われた織田信長の横死後大大名らの草刈場となった信州で、彼と長男の源三郎信幸(のち信之)、次男の源二郎信繁(幸村)らは、真田忍...
『砂冥宮』
- 2011/06/20
- 19:23

内田康夫の推理小説・浅見光彦シリーズ。通算105目の事件簿です。三浦半島の取材で、文豪・泉鏡花の作品でモデルとなった旧家須賀家の老人が、泉鏡花ゆかりの地金沢を訪れ不可解な死。事件のカギは、かつて戦後の日本中が注目した「内灘闘争」となります。そこに登場する内容は本物だったりそうでなかったり、破たんした金融機関の経緯もリアリティーあるし、「浅電」に乗って内灘にそしてお馴染みの所へ。ストーリーと別に楽し...
ひまわりの祝祭
- 2009/05/03
- 21:24

読んだ本について一言 『ひまわりの祝祭 』藤原伊織 著 講談社、1997年『テロリストのパラソル』で史上初めて江戸川乱歩賞及び直木賞同時受賞作後の作品。画家の才能を高校生の時から発揮し、気鋭のアートディレクターだった主人公。存在しないはずのファン・ゴッホの「8枚目のひまわり」を追う2つの対立するグループの抗争に巻き込まれていく主人公。妻の自殺した原因と、「ひまわり」探しが重なって話は進んで行く。妻の...
買った本
- 2009/04/30
- 22:49

最近本を読んでいませんが、ふらっと寄ったBOOK・OFFで買った本です。 『前田利家』 戸部新十郎 著 何人もの作家が書いています。順次読んで行きます。『悠久の銀河帝国』アーサー・C・クラーク著久し振りのスペースオペラです。代表作の一つ『2001年宇宙の旅』は映画にもなって有名です。SFには、よく銀河帝国が出て来ますね。アイザック・アシモフ 『銀河帝国興亡史(ファウンデーションシリーズ)』…ジョージ・ル...
半落ち テロリストのパラソル
- 2009/02/11
- 17:00

読んだ本について一言 『半落ち』、横山秀夫 著 講談社、2002年警察用語で「一部自供した」と言うことです。現職警察官が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首し、動機も経過も明らかになるが、殺害から自首までの2日間の行動だけ黙秘する。その行動のなぞと「人間五十年」と言うキーワードを明らかにして行く。アルツハイマーや急性骨髄性白血病などの病を通し、人としての生き方を考えさせられる本でした。 『テロ...